ゾンビパウダーで、もう安心だぜ!

オカルト

迷惑メール×ゾンビパウダー

本HPには、毎回いろいろな迷惑メールが届くのですが、今回一際目立っていたのがコチラ。

「ゾンビパウダー」

(゜д゜)

さすがに、怪し過ぎるURLを直に踏む訳にはいかないので、URLチェックをば・・・。
結果、リスクなしとはいえ、URLは貼りません。以下抽出画像でお楽しみください。

ゾンビといえばショッピングモール。これ、もう鉄板。

ゾンビパウダーをぶっかけるだけでOKだそうです。

高いんだか、安いんだが、よくわからないお値段。ヘアワックスと同等の容量・価格設定である。

まとめ買いでお得に・・・。

ここでネタバラシ。そんなことだろうと思ったよ。

マーケティングの真意はともかく

・・・さて、このマーケティングがいったいぜんたい、どんな層にヒットしているのかわからないが・・・。(そもそも運営会社をググっても、HP等ヒットしない。)

いやはや、迷惑メールもあの手この手で訴求し出している。確かに、KANJI-TUNEは「オカルト」も扱うサイトであるから、親和性はあるのかも知れないが・・・広告の着地点がサッパリである。話題性勝負なのだろうか?

ちなみに、ゾンビの語源は「ンザンビ」

ところで、そもそものゾンビパウダーといえば・・・アフリカ・ブードゥー教における「ンザンビ」の話をしなければならない。ここから、一気に真面目な話になる。

もともと、ゾンビとはンザンビという、コンゴで信仰されている神の名であった。不思議な力を持つものという意味である。

ブードゥー教では死者を復活させるために、有毒物質を用いて作り上げた「粉末」を使うのだが・・・その不可思議な粉末こそがゾンビパウダーという訳である。一説ではテトロドトキシンこと、フグ毒を用いるらしい。とはいえ、ゾンビパウダーの詳細については不明点も多い。

余談だが、テトロドトキシンはアルカロイド系の毒・・・つまり、植物由来の毒なのだ。何が言いたいかというと、フグ毒というのは、フグが食べたプランクトン・・・が食べた「藻」を経由してつくられる毒なのである。極端な話、管理下で養殖されたフグは無毒になる・・・はずなのだが、実際のところ、それでもなぜか毒が発生するらしい。

zombie powder で検索しても、久保帯人先生の同名のマンガがヒットするばかりである・・・。

© SHUEISHA JUMP COMICS

毒といえば、トリカブト

写真はwikipediaより引用

なお、毒といえば、古くからアジア圏においては、「トリカブト」が用いられていた。例えば、アイヌではトリカブトの毒を使った鏃を狩猟に用いている。その他、忍者もトリカブト毒を用いたそうな。そもそも、トリカブトは生薬・・・すなわちクスリとしても使われる有用なものである。まあ、誤食したら死ぬ(こともある)けどね。

ニリンソウやヨモギによく似ており、マンガ「ゴールデンカムイ」においてもそのネタが取り上げられていた。

写真は『函館市「有毒植物に注意しましょう。」』より引用

また、トリカブトは別名、附子(ブス・ブシ)といい、英語では monkshood という。後者は、モンクがフードを被っているように見えるからだ。

前者は、その毒によって顔が歪み、ブス(※ブサイク)になる・・・というそんな話もあるぐらいだ。トリカブト毒は神経毒であり、摂取するとシビレや痙攣、嘔吐、腹痛・・・などを引き起こす。最終的には、呼吸困難で死ぬ(こともある)。

最後になるが・・・トリカブトはその辺の野山にも生えているし、園芸店でも購入できる。が、決して素人は濫用しないように。(何に?)

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