KANJI-ART:『糸』

制作
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作品解説:

糸の古い字形をスタートとして、ブレインストーミング。
※これは、試験的なアート制作である。便宜上、「KANJI-ART」と呼称。

糸から想像できるものから連想・連繋し、まるで言葉の伝言ゲームかのように、「文字×アート」として表現した。

つまり、絵の要素を持ち、文字の要素を持つ一枚なのだ。「表語文字」といわれる漢字の要素をふんだんに盛り込んだのだ。

また、「絵の中に文字を入れる」という、本来忌避される行為を忌憚なく行った。・・・絵というのは語弊があるのかも知れない。しかし図示というには前進的過ぎる。

キーとなるのは、幾何学要素。「糸」の古い字形を直線的な幾何学要素へと発展させ、オカルトと邂逅させた。

また文字体系はともかく、様々なコトバへの変遷を実現させた。糸、弓、月、それぞれの漢字が埋め込まれているのがおわかりいただけるだろう。

明確な提示と、複雑な暗喩がクロスオーバーしているものの、最後に浮かび上がってくるメッセージは、実は設定されていない。すなわち、の集合体ではあるが、決してとして帰結していないのである。

アートとは本来表現すべきものがあって然るべきなのだろうが・・・。
ルール違反をしながらも、プロセスに偏重した、まごうごとなき漢字アート(※言い換えれば‘‘自己満足’’)だと主張し、作品解説を終える。

作品の無断転載はお断りします。

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